2008年05月05日

米国がアフガンへの追加派兵を検討、指揮権引き継ぎも考慮

米国がアフガンへの追加派兵を検討、指揮権引き継ぎも考慮
米軍事作戦で2001年末、政権を追われたイスラム強硬派タリバーンの攻撃が依然続くアフガニスタン情勢で、米国防総省が来年、最大7千人の米兵を同国に追加派遣することを検討していることが3日明らかになった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が米政府高官の情報として報じた。
ただ、アフガンの米軍増強の最終決定は、来年1月に誕生する米新政権の判断に委ねる可能性もあるとしている。
米政府はこれまで、アフガンで治安改善任務に当たる国際治安支援部隊(ISAF)を主導する北大西洋条約機構(NATO)に追加派兵を要請してきたが、積極的な対応は得られていない。米兵の増強は、タリバーン掃討での兵力補強を補完する意味合いがある。
米政府は、対テロ戦争でアフガンを成功例として提示、ブッシュ政権も業績の一つとして誇示している。自爆テロなど新たな手口を見せ始めるタリバーンの攻撃多発を受け、軍事的なてこ入れがアフガン安定化に改めて必要との見方を強めているとみられる。アフガンでは最近、カルザイ大統領の暗殺未遂事件もあった。
ゲーツ米国防長官は2日、アフガン情勢に触れ、タリバーンの攻勢が活発化している同国南部戦線の指揮権をNATOから引き継ぐことを検討しているとの考えも示していた。
南部戦線には、英国、カナダ、オランダ、オーストラリアが従軍しているが、他のアフガン地域に展開するNATOの他加盟国の軍転戦を求めているがほとんど実現していない。この中で約2500人を送るカナダは南部戦線での他国による兵力増強がなければ撤退するとも警告、フランスが数百人規模の支援を申し出て態度を軟化している。
米兵7千人の追加派遣が実現すれば、アフガン駐留米軍の規模は4万人に膨れる。01年の軍事作戦開始後、最大規模ともなる。同紙によると、アフガンの兵力増強は、イラク駐留米軍の減少につながる可能性もある。
ISAFの規模は現在、兵士4万7千人。この指揮下には米兵1万6千人が入り、残りの部隊は米中央軍の指揮で別任務に就いている。


 タリバーンの勢力が以前よりも大きくなってきているというのは報道されている通りで、イラクで治安部隊の増派によってイラクでの治安が安定に向かっていることを考えますと、当然アフガンの治安部隊増派は検討に上ってしかるべきことだと思います。米軍やNATOはアフガンの侵略者ではないのですから、どのタイミングで指揮権移譲を行うべきか、そうした終わりの戦略も重要な要素です。

 日本は周知の通りISAFには参加していません。憲法の問題や自衛隊の海外派兵の装備など様々な問題点がありますが、アフガンに限らず今後の日本の選択肢を考慮すれば「資金援助」「人的貢献」だけでなく「多国籍軍としての参加」はアフガン、イラク時よりも強烈に要求されるときが来るでしょう。そのときに日本には何が出来て、何が出来ないのか、そうした国家戦略の整理が行われてしかるべきですが、現状の”真空国会”では高望みでありましょう。

 今回の米軍増派について、日本が重い腰を上げることが出来たらどのような役割を演じることが出来たのか、今では知る由もありませんね。
posted by やくも at 17:43 | Comment(0) | TrackBack(2) | 国際・外交
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