2008年05月04日

日米共同開発の迎撃ミサイル、多弾頭の導入を日本が了承

日米共同開発の迎撃ミサイル、多弾頭の導入を日本が了承
 日米両政府が共同開発中の海上配備型ミサイル防衛の次世代型迎撃ミサイルに関し、弾頭が複数に分かれる多弾頭の導入を日本が了承していたことが分かった。
 日米関係筋が2日、明らかにした。多弾頭型の迎撃ミサイルは、ロシアや中国が新たな弾道ミサイルを開発していることから、米国内で早期導入を求める声が出ていた。米下院軍事委員会は昨年5月、多弾頭型への変更の条件に日本の同意を掲げたため、今回の同意で、米国による多弾頭型ミサイルの開発は本格的に進むことになる。
 次世代型迎撃ミサイルの多弾頭化は、ロシアや中国が、多弾頭の大陸間弾道弾(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発を進めていることに対抗し、米国が2006年ごろから検討を始めた。
 当初は日本に共同開発を打診したが、日本は〈1〉共同開発を始めたばかりの「SM3ブロック2A」の2014年の開発完了が遅れ、開発費も膨らむ〈2〉北朝鮮が多弾頭型の弾道ミサイルを持っていないとみられる――ため、拒否した。
 ただ、多弾頭型の開発を米国が単独で進めれば、日本が資金面で追加負担を強いられることは、当面ない。また、現在進めている単弾頭型の改良システムの共同開発に遅れが生じない見通しも立ったため、米国の方針転換を了承、事務レベルで伝えた。日本としても、将来は、「安全保障情勢によって」(防衛省幹部)、単弾頭型から切り替える必要が出てくることも考慮した。
 SM3ブロック2Aは、既に日本のイージス艦にも配備されているSM3ブロック1Aに比べ、防護範囲が約2倍の1000キロ・メートル程度に広がり、大陸間弾道弾を迎撃できる。新たな多弾頭型の開発にあたっては、これまで日米が共同開発した技術などが応用されることも想定されており、米政府は「SM3ブロック2B」と呼んでいる。


 これは近い将来、対ロシア、中国用としてこのSM3多弾頭型の技術が必要になってくるからです。現在日本がミサイル防衛システムを導入している最大の目的は対北朝鮮用の迎撃のためです。北朝鮮からのミサイルを迎撃するためならば特に多弾頭型の迎撃ミサイルを取り急ぎ導入する必要は日本にはありません。

 しかしながら日米においての協調も理由の一つとしてあるのでしょうが、日本の防衛戦略が近年脅威が増している隣国の中国やロシアに眼が向かいはじめていることは最近の防衛戦略の見直しからも明らかなわけで、多弾頭型もそうした中長期戦略の見直しの一環かと思います。

 今年SM3が人工衛星を打ち落としたことなどからその威力がアピールされています。この多弾頭型も日米にとって良いアピールとなるのでは?
posted by やくも at 14:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2008年02月17日

世界最高レベルの1両7億円…陸自が新型戦車公開

世界最高レベルの1両7億円…陸自が新型戦車公開
 防衛省は13日、2010年度からの装備化を目指し国産開発中の陸上自衛隊の新型戦車(試作車両)を、神奈川県相模原市にある同省の研究施設で報道陣に公開した=写真。
 ハイテクを駆使し味方の戦車同士で瞬時に情報を交換、共有するシステムを搭載しており、敵の戦車だけでなく、ゲリラや特殊部隊による攻撃など新たな脅威にも対処できるのが特徴。開発費用は約484億円で、1両の値段は約7億円と世界最高レベルだ。
 夜間や悪天候でも正確な射撃ができる機器を備えた120ミリ砲を装備。短時間で装甲を着脱できる「モジュール型装甲」を導入、重量は現在の主力戦車である90式戦車より約6トン軽い約44トンに抑えた。
 冷戦終結で日本本土への大規模な上陸侵攻の可能性が低くなったため、04年に策定された「防衛計画の大綱」は戦車の装備数を大幅に削減。新型戦車開発の必要性を疑問視する見方もあるが、防衛省は「攻撃や防御、機動力のバランスの取れた戦車の有効性は変わっていない」と意義を強調している。


 かなりデザインが良いかも・・・。

 こうした新型戦車の発表はとても喜ばしいことでありますが、90式や74式でもあったように、その後のバージョンアップやメンテナンスなどが重要です。新型作ったから強度などはそのまんまという訳にはいかないのは時代の流れから見ても明らかな訳で、陸上自衛隊が取り組む任務によっては、このTK-Xで追加拡充すべき開発項目が出てくるでしょう。そうした強化に取り組む柔軟性を認識することが重要です。なにせ人の命が掛かっているのですから、グローバルな世界展開を実施する我が自衛隊が、今までの冷戦時代のようにあぐらをかいて強化をおろそかにすることは許されません。

 あと、このフジサンケイビジネスは1両7億は世界最高レベルとか言っていますが、90式戦車は当時10億近く、現在では7.9億に価格は下がっている訳ですが、それでもTK-Xの価格は90式戦車を下回ります。もっと言えば90式戦車と同じ第三世代戦車で言えばフランスのルクレールは9.7億、イギリスのチャレンジャー2は11.3億となっています。ちなみにTK-Xと同時期に発表されている韓国の新型戦車K-2は9億と言われています。サンケイは値段で韓国に負けるのは恥ずかしいと思っているのかよくわかりませんが、こうした誤報ともいえる煽り文句はいかがなものでしょうか。

 もし、そうではなくて7億という価格が高いというのであれば、そうした人達が政府に提案し、働きかければ良いでしょう。需要と供給という考えからすれば、我が国の戦車を世界中に売り出せば供給数が見込めれば価格を下げることが可能でしょう。7億という価格に納税者として納得出来ない方は、そうした考えから武器輸出三原則を見直すことを提言してはいかがでしょうか。僕もとても賛成です。政治的にも日本の兵器を使用している国で紛争が発生しようものなら、そうした紛争解決に日本も影響力を及ぼすことが可能でしょう。中国でいうダルフール紛争のように何も手を打たないような状況では非難の的になることは明白ですから、そう言う意味では日本は中国とは違うアプローチで影響力を広げることは国際貢献にも繋がるでしょう。
posted by やくも at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2008年01月28日

ミサイル迎撃網に新型レーダー・長距離弾…防衛省方針

ミサイル迎撃網に新型レーダー・長距離弾…防衛省方針
防衛省は26日、重要施設へのピンポイント攻撃に使われる巡航ミサイルを迎撃するための新たな体制作りに着手する方針を固めた。
 空中警戒管制機(AWACS)の配備を増やしたり、次期哨戒機(PX)などに新型の高性能レーダーを搭載するなどし、飛来するミサイルの早期探知能力を高めるとともに、長距離型の地対空誘導弾(先進SAM)の開発を軸に、迎撃体制を整備する。来年度にも行われる中期防衛力整備計画の見直しに盛り込む方針だ。背景には、中国が巡航ミサイルによる敵地攻撃能力を強化しているとの分析が増えている現状がある。
 政府はこれまで、北朝鮮からの脅威を念頭に、弾道ミサイル防衛(MD)の開発・配備に力を入れてきた。巡航ミサイルについては、「大きな脅威とは認識してこなかった」(自衛隊幹部)ため、迎撃体制は不十分だった。しかし、中国は近年、射程1000キロ以上の国産巡航ミサイルを戦闘機や潜水艦に配備している。米軍のトマホーク並みの射程3000キロの新ミサイルの開発にも取り組み始めた。
 台湾の2006年の国家安全報告は「中国の巡航ミサイルは、すでに敵の重要な指標やインフラを効率よく攻撃できるレベルにある」と警告。米政府高官も、巡航ミサイルの増強に懸念を示している。
 防衛省も昨年末、中国空軍が昨年後半から、戦闘機を日本に向けて飛行させ、搭載している巡航ミサイルの射程内まで近寄った地点で引き返す活動を繰り返していることを把握し、対応を急ぐべきだとする内部分析資料をまとめた。
 自衛隊幹部は「中国の動きは情報収集などとは違う。巡航ミサイルによる日本攻撃を想定した訓練だと見られる」と指摘する。
 巡航ミサイルは狙った施設だけを爆撃できるため、大量破壊兵器の弾道ミサイルよりも使いやすく、米軍がイラク戦争やアフガニスタン戦争で使用した。自衛隊幹部は、「弾道ミサイルよりも使われる可能性が高く、中枢機能を破壊できるため、効果も十分にある」と懸念を示す。
 新たな対応として、防衛省は、大型の高性能レーダーをPXなどに取り付けることや、現在4機を保有するAWACSを増やす方向で検討する。また、迎撃を確実にするため、すでに研究に取り組んでいる長距離型の先進SAMの開発も急ぐ予定だ。巡航ミサイルを探知した段階で、航空機などから電子的に信号を送り、墜落させることが可能かどうかも研究する。
 中国の巡航ミサイル開発の狙いについて、自衛隊幹部は「米本土や在日米軍基地を攻撃する能力を持つことで、台湾紛争の際に米軍の関与を抑止しようという戦略だろう」と分析する。


 通常、巡航ミサイルの迎撃には空中警戒管制機が巡航ミサイルを感知し、その位置情報を受け取った戦闘機が空対空攻撃で迎撃することで対応されます。今流行りのBMD(弾道ミサイル防衛システム)とは別の対応体制となっています。

 この報道って一体なんですかね?現在この内容の報道はこの読売新聞と、この読売新聞の内容を報じたAFPBBに留まっています。巡航ミサイル乱発による対応限界を懸念しているということでしょうか。
posted by やくも at 01:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年12月11日

国産ステルス実証機「心神」、2011年に初飛行

国産ステルス実証機「心神」、2011年に初飛行
 ステルス性能など最先端の戦闘機技術の検証を目的とした、防衛省の「先進技術実証機」の開発計画が8日、明らかになった。
 来年度から計画に着手し、早ければ2011年度中に実証機の初飛行を行う。計画が順調に進めば、国産戦闘機開発につなげたい考えだ。
 実証機は全長14メートル、全幅9メートル。「心神(しんしん)」と名付けられ、敵のレーダーに映りにくいステルス性とともに、高運動性を備え、国産エンジンを使用する。機体の形状に沿って配置するレーダー「スマート・スキン」など先進技術も取り入れる。実証機であるため武器は搭載しない。
 心神の開発は来年度から6年間で行う計画だ。来年度予算では157億円を要求、総額466億円を見込んでいる。エンジンや電子機器などの試作は09年度までにほぼ終えて、10年度から実証機製造に着手。早ければ11年度中に初飛行を行う。機体やエンジンは既に個別開発を進めており、ステルス性に関しては、05年のフランスでの模型実験で「高い性能を確認済み」(防衛省幹部)という。
 実証機開発には、日米で共同開発したF2支援戦闘機の生産があと数年で終了することから、国内技術維持の意味合いがある。また、航空自衛隊が次期主力戦闘機(FX)の有力候補としながら、米国が輸出に応じようとしていない「F22ラプター」をめぐる交渉を有利に運べるとの期待感もある。
 米国が輸出に慎重なのは、「機密保全だけでなく、日本がステルス技術を独自開発できないとの前提で、将来、高く売ろうという思惑があるため」(政府筋)との見方からだ。
 防衛省内には「17、18年ごろには国産戦闘機が実用化できる」(幹部)との見通しもあり、F15戦闘機の後継機となる可能性もある。ただ、日本の国産戦闘機開発には、有力な輸出先を失うことになる米国内で懸念が出ている。


 F2問題などがすぐに思い浮かべさせてしまう国産機の取り扱いですが、優良な輸出先となる日本市場を失うことをアメリカが黙って指をくわえてみているわけがありません。しかし、それと同時に世界最強と言える戦闘機を日本に売却した場合のリスクについても懸念を持っているのも事実だと思います。そう言う意味でこの二つの考えがアメリカ議会で左右にゆれているのではないかと推測します。

 これは逆に国産機に集中できるチャンスなのだと捉えましょう。

 F−22ラプターを売却するにしてもセキュリティに懸念がある日本に二の足を踏んでいる間に日本は独自ステルス機能の開発を進めていきましょう。初期コストには相当な金額が掛かりますが、ラプターを購入した際のコストと、国産機の未来を見据えた計画とを比較すればよろしいと思います。まだ某法律に引っかかるのでしょうし、人によっては「けしからん!」などという声が聞こえそうですが、こうした技術は民間転用を含めて、国外をも視野に入れるべきだと思います。
posted by やくも at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(2) | 軍事

2007年10月13日

海上型弾道ミサイル迎撃弾、12月にハワイ沖で発射試験・防衛省

海上型弾道ミサイル迎撃弾、12月にハワイ沖で発射試験・防衛省
 防衛省は12日、弾道ミサイルを迎撃する海上配備型のスタンダード・ミサイル(SM3)の発射試験を12月17日の週にハワイ・カウアイ島沖で実施すると発表した。SM3の発射試験は米国以外では初めてとなる。12月までに海上自衛隊のイージス艦「こんごう」のSM3搭載用改修作業が終了する見通しで、ミサイル防衛(MD)システムが有効に機能するかを確認する。
 SM3搭載は、自衛隊の5隻のイージス艦の中でこんごうが初。発射試験は、カウアイ島西端の米ミサイル発射施設から弾道ミサイルを模擬した標的を発射。同施設から数百キロメートル離れた場所に停泊するこんごうが、高度100キロメートル以上の大気圏外に到達した標的に向けてSM3を1発発射し、迎撃する流れだ。
 イージス艦のレーダーで標的を確認・追尾し、実際にSM3を発射。標的へ誘導し、一定距離でSM3の弾頭を分離して方向を修正して標的を撃破するという一連の動作が改修システムの下で正常に機能するかなどを点検、評価する。(21:04)


 日本で導入するBMDにおけるミッドコースフェイズによる迎撃を行うのがこのSM3、スタンダードミサイルバージョン3であります。ターミナルフェイズで行うPAC3、パトリオットミサイルバージョン3よりも広範囲の迎撃が可能で、SM3を搭載したイージス艦2隻でほぼ日本列島全域を防衛することが可能であると言われています。PAC3では日本全土を防衛できないからMDはダメだという言説をたまにみかけますが、SM3の存在をたまには思い出していただきたいなぁと。

 さてさて、評価試験の結果を楽しみにしていますよー。

参考;
在日米軍三沢基地に対ミサイルシステムを配備
【10月12日 AFP】北朝鮮からの攻撃に備える防御策の一環として、米軍は12日、日本初の移動式情報処理システム「統合戦術陸上ステーション(Joint Tactical Ground Station、JTAGS)」 を青森県の在日米軍三沢基地に配備する。防衛省が発表した。
 防衛省によると、在日米軍が日本に移動式システムを導入するのは初めてだが、韓国ではすでに導入済みだという。
 このシステムはサテライトアンテナ3基と情報処理装置を搭載した車両を使用して、飛来するミサイルの情報を米軍や防衛省に送信する。
 コロラド(Colorado)州の米軍基地から派遣された18人がシステムの操作に当たる。地元自治体へは11日に通知したという。
 1998年の北朝鮮によるミサイル発射実験以降、日米両政府は日本のミサイル防衛(MD)態勢について協力関係を結んでいる。(c)AFP
posted by やくも at 01:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年10月08日

クラスター爆弾:米陸軍が新型開発し、年内にも実戦配備

クラスター爆弾:米陸軍が新型開発し、年内にも実戦配備
 【ワシントン大治朋子】クラスター爆弾の不発弾で多数の市民が死傷している問題で、米陸軍が今夏までに新型の爆弾を開発し、年内にも実戦配備することが分かった。同軍の開発担当者が毎日新聞に明らかにした。新型は電池で自爆装置を作動させる技術を導入しており、従来に比べ不発率が低いという。同爆弾の全面禁止を求める動きが高まる中で、あえて実戦配備するだけに、反発を招くのは必至とみられる。
〜略〜


 クラスター爆弾の不発率が高いという問題がありましたが、今回のアメリカの対応によって不発率はかなり低くすることが出来るようになりそうな見通しです。今回のような自爆装置は前々から提唱されていた方法で、早くも年内配備という動きですね。

 新型はイラクやアフガニスタンなどに早くも配備されるとのことで、こうした自国内ではない領域へ優先的に行われていくものと思われます。日本がこの新型クラスター爆弾を導入するかは微妙ですね。不発率が高い爆弾を使用したままでも、日本は専守防衛ですから自国内での使用が想定されます。政治的理由とかで必要になりそうな気がしないでも無いですが、陸上自衛隊としては特に必要性は無いんじゃないかと思います。
posted by やくも at 09:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年09月29日

海自次期哨戒機「PX」 試作機が初飛行

海自次期哨戒機「PX」 試作機が初飛行
 防衛省は28日、海上自衛隊の次期哨戒機(PX)試作機の初飛行試験が、岐阜県各務原市の川崎重工業岐阜工場であり、約1時間の飛行を無事に終えたと発表した。
 PXは海自P3C哨戒機の後継機で純国産。平成13年度に開発が始まり、開発費は主翼の一部などを共有して同時開発中の次期輸送機(CX)と合わせて約3450億円。23年度まで試験を続ける。
 開発をめぐっては、部品の強度不足が見つかったり、エンジン内部のベアリングが金属疲労で損傷したりするなど不具合が相次いでいた。


 初飛行オメ!

 これで国産機にも弾みがつきそうですねぇ。国産の難点は初期投資などのコストではありますが、米海軍側のP-8の開発費が予想を超えるコストになっているそうで、結果的には予算面でも国産の選択は良かった気がします。次の問題はCX輸送機ですかね、初飛行は今年12月を予定しています。
posted by やくも at 20:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年08月12日

防衛省、ステルス実証機開発へ F15後継、純国産へ技術蓄積

防衛省、ステルス実証機開発へ F15後継、純国産へ技術蓄積
 防衛省は十日、来年度防衛費の概算要求で最先端の国産戦闘機技術を結集し、テスト飛行などに使う「先進技術実証機」を開発することを決めた。レーダーに映りにくいステルス性と高運動性を併せ持ち、エンジンも国産を使用、五年以内の初飛行を目指す。成功すれば航空自衛隊のF15主力戦闘機の後継となる初の純国産戦闘機の開発に移行するが、戦闘機の売り込みを図る米国の反発も予想される。
〜略〜

 開発決定ですかぁ。是非とも成功してほしいですね。自国内の装備はやはり国産が望ましいですよ。初回なので相当なコストが予想されますが、長期的視野から考えればいつまでもライセンス供給では心もとないです。多分アメリカが何か言ってくると思いますが、これこそNOを突きつけて欲しいものです。なんでもかんでもNOと言えば良いものではありませんからね。
posted by やくも at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年07月28日

次期戦闘機、来夏の選定先送り=現行F4の使用延長検討−防衛省方針

次期戦闘機、来夏の選定先送り=現行F4の使用延長検討−防衛省方針
 防衛省は26日、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の選定時期について、来年夏の当初目標を先送りする方針を固めた。米下院歳出委員会が、FX最有力の最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの禁輸継続を決めたことで、当面のF22取得が困難な情勢となり、選定時期を見直すことにした。これに伴い、同省は数年後に順次切り替えが予定されているF4戦闘機の使用延長を検討する。
 FXは、空自が現在91機保有するF4の後継機。防衛省は来年夏の2009年度予算概算要求までに機種選定し、同年度中にまず7機を調達する計画だった。

 うーん、大本命だったはずなんですが・・・。時期尚早といったところでしょうか、今のところ既存戦闘機(F−15J)などの改良などが視野にあるようです。時事通信ではF4の使用延長とありますが、もう30年ほど前の代物です。F−22が解禁になったとしても、その間にがんばってF−15Jを使い続けるのか、F−35を視野に入れるのか・・・。
posted by やくも at 00:11 | Comment(2) | TrackBack(2) | 軍事

2007年07月25日

「第5世代」ステルス実験機開発へ…防衛省方針

「第5世代」ステルス実験機開発へ…防衛省方針
 防衛省は23日、ステルス性能などを持つ「第5世代」の戦闘機技術を検証する有人実験機の開発に向け、来年度予算の概算要求に費用を計上する方針を固めた。
 日米が共同で開発したF2支援戦闘機の生産が2011年度で終わるのをにらみ、技術開発の基盤を維持するのが目的だ。
 国産機開発の姿勢を示すことで、来年夏の次期主力戦闘機(FX)の選定で米国などとの交渉を有利に進める狙いもある。
 防衛省によると、有人実験機には、ステルス技術や高度な電子機器などを搭載する。レーダーや武器などは搭載しないため、実際の戦闘機よりは小型になる予定だ。開発期間は約10年、開発費は総額で数百億円程度を見込んでいる。
 防衛省はこれまで、費用や性能の面から、戦闘機は原則として米国から購入してきた。来夏のFX選定も、米国の「F22ラプター」などが候補となっている。しかし、最有力候補であるF22は、輸出を禁じる米国内法があるため、米側の情報開示が進まないなどの問題が起きている。
 ただ、国産機の本格的な開発には、政府内や米側との調整のほか、費用や性能の十分な検証が必要になる。このため、まずは有人実験機の開発を目指すことにした。
〜略〜

 うん、素晴らしいですね。F−2の時の共同開発になってしまってからついに国産機の動きはいい感じですね。陸自の戦車などは国産が多くを占めていたはずですが、やはりもしもの時を考えれば、国内生産が望ましいです。問題はコストかな。

 しかし、エンジンってどうするんでしょう・・・ノウハウ無いはずだけど、一から蓄えるのかしら・・・。
posted by やくも at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年06月03日

英BAE、三菱重と戦闘機の生産ライセンス供与で交渉

英BAE、三菱重と戦闘機の生産ライセンス供与で交渉
 [東京 1日 ロイター] 航空宇宙・防衛産業大手の英BAEシステムズは31日、同社の戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」の生産ライセンス供与について三菱重工業<7011>と交渉中であることを明らかにした。同社のグループマネージングディレクターであるナイジェル・ホワイトヘッド氏がロイターのインタビューで語った。三菱重工は、米防衛産業大手などから生産ライセンス供与を受け、戦闘機やミサイルの生産を手がけているが、BAEとの大型プロジェクトは初めて。
〜略〜


 ここはもうロッキードF-2スーパー改の提案を(マテ)

 防衛省は元々アメリカF-22ラプターをF-4の後継機として進めていたと思います。ユーロファイターの選定の可能性をほのめかしていましたが、ステルスじゃないし現実的では無いと思っていました。

 アメリカ議会の承認が下りない以上はラプターの供給が望めないので、その事態を想定しての動きだと思いますが、それだったら一時的にでもF/A-18Eを使用して、F-22の供給を待つか、完成していればF-35という選択肢がいいような。一時的に配備という形が出来るのかわかりませんが。

 三菱重工がユーロファイターで安易なビジネスモデルを構築するとも思えないので、続報を待つしかなさそうです。
posted by やくも at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | 軍事

2007年05月27日

クラスター爆弾禁止会議が閉幕、推進派と保有国で意見相違

クラスター爆弾禁止会議が閉幕、推進派と保有国で意見相違
 【リオデジャネイロ=中島慎一郎】多数の子爆弾を搭載し、不発弾による一般市民の被害などが問題視されているクラスター(集束)爆弾の禁止を目指す国際会議が25日、ペルーの首都リマで3日間の協議を終え閉幕した。
 会議は2008年末までの禁止条約制定を宣言した今年2月のオスロ会議に続く「オスロ・プロセス」の一環で、議長国のペルーはクラスター爆弾の使用、生産、開発、貯蔵などの禁止を盛り込んだ条約のたたき台を提示。保有国の英国、フランス、ドイツなどが不発弾率の低いクラスター爆弾は禁止対象から除外すべきなどと主張、禁止推進派のノルウェーやオーストリアなどとの意見の相違が露呈した。
 保有国の日本は、米国、中国、ロシアなどの主要生産・保有国が参加する特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みでの議論を重視すべきとの立場を主張した。
 会議にはオスロ会議の49か国を上回る68か国が参加したが、米露中やイスラエル、インド、パキスタン、ブラジルなどは参加を見合わせた。次回会議は12月にウィーンで開かれる。

 日本の自衛隊がクラスター爆弾を使用しているのは対人地雷が禁止になったため、その代替にするためです。また、日本は専守防衛を謳っているため、他国とはそもそもクラスター爆弾を使用するシーンが異なっています。この二つを意識しなければこの記事はよくわからないと思います。

 毎日新聞は相変わらず日本孤立というキーワードが大好きな新聞社で、とてもこの記事内容のようなコンセンサスが得られているとは思えないのですが。僕としてはイギリスなどと同様に拡散子弾に自爆装置を取り付けるような施策で問題無いと思います。

 仮に自衛隊でクラスター爆弾が使用禁止となった場合、他に代替すべきものが見当たりません。まさか地雷を使用するわけにもいきませんし、燃料気化爆弾では装甲部隊には通用しないでしょう。そう考えるとクラスター爆弾反対派はを持てというのでしょうか。ちょっと問題外ですね。
posted by やくも at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年05月14日

ミサイル迎撃の高出力レーザー兵器開発に着手

ミサイル迎撃:高出力レーザー兵器開発に着手 防衛省方針
 防衛省は12日、ミサイル迎撃のための高出力レーザー兵器の研究、開発に来年度から着手する方針を決めた。来年度予算の概算要求に盛り込む方針だ。北朝鮮のミサイル発射や核実験で日本上空の脅威が高まる中、日本の防空機能を強化する狙い。まずは本土防衛に直結する地上配備型レーザーの研究、開発を目指すが、将来的には航空機搭載レーザー(ABL)についても検討する。
〜略〜

 ミサイル防衛システム(BMD)には以下3つの迎撃段階が存在します。

 1.ブースト段階(ブーストフェイズ)
 2.慣性飛行段階(ミッドコースフェイズ)
 3.再突入段階(ターミナルフェイズ)

 日本政府が導入しようとしているBMDは2と3のみ、つまりブーストフェイズの迎撃を行わないことになっています。今年度の防衛費で地上配備型(警戒管制)レーダーを使用し、ミッドコースフェイズで迎撃するSM3搭載のためのイージス艦改修、ターミナルフェイズで迎撃するPAC3の導入などを決めています。これらは北朝鮮のノドン、テポドンが日本近辺をターゲットにした状況を想定したものです。

 日本がABLによるブースト段階(ブーストフェイズ)の迎撃を行わないのは集団的自衛権の行使を行わないという憲法解釈が関わってきます。専守防衛を謳う日本はブースト時、つまりどこに向けて発射されるかわからないミサイルを迎撃するには集団的自衛権を行使する必要があります。ここで出てくるのが日本の同盟国アメリカです。

 この北朝鮮が保持する大陸間弾道ミサイルであるテポドンがアメリカ本土をターゲットにしたらどうでしょう?この場合、日本のBMDはアメリカ本土を目指すテポドンミサイルは迎撃できません。なぜならばミサイルは日本の上空を通らず、北極圏を通ってアメリカ本土を目指すからなのです。アメリカからすればミサイル発射が分かってるのにスルーかよと思うのは当然で、金銭面の利益を含めて導入を希望してくるのでしょう。

 この話、国会で集団的自衛権の行使を腰をすえて議論する良い機会だと思います。
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2007年05月07日

防衛省公認のメイドカフェイベント

2007-05-04 (金) 陸上自衛隊秋葉原駐屯地ウィークinミアカフェ
期間中は陸上自衛隊秋葉原駐屯地ウィークinミアカフェとして、全スタッフが九一式第二種夏服にてお迎え致します。
防衛省&自衛隊&東京マルイの協賛イベントになりました!
開始時間 11時00分
期間中は陸上自衛隊秋葉原駐屯地ウィークinミアカフェとして、全スタッフが九一式第二種夏服にてお迎え致します。
●防衛省&自衛隊の公認イベントになりました!
防衛省・自衛隊東京地方協力本部港出張所の協賛で、自衛隊ポスターなどその他自衛隊に関連する物をご提供いただきました。イベント当日に店内にディスプレイ予定です。
自衛隊員募集中です! → http://www.tokyo.plo.jda.go.jp/minato/

 防衛省公認のメイドカフェってメイドじゃないし。。。

 ちなみに今回の告知では5月に陸上自衛隊の女性制服でお出ましらしいのですが、7月には海上自衛隊もやるらしいです。そういえば海上自衛隊の募集ビデオはぶっ飛んでいて話題になっていたと思いますが、いやはやこんなことで心配になる必要は無いんでしょうけれども、、、日本の安全保障は大丈夫だろうか。。。
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2007年04月11日

F-35ライトニングIIが悠々飛行

9回目の試験飛行を行うF-35ライトニングII

というわけで悠々と試験飛行をかましておりますライトニング2さまで御座いますwww

堅苦しいことは考えず、彼らの雄姿を堪能しましょう。
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2007年04月10日

海上自衛隊、始まったな

痛いニュース(ノ∀`):「行け!海上自衛隊」 海自、奇抜なCFでアピール…幹部は絶句

そら絶句するわwww

ゴエーカーン(護衛艦)、ショーカイキ(哨戒機)なんていくらなんでもひど過ぎるだろwwwせめてコンゴーとかピーサンシーとかにして欲しかった。

・・・大して変わらないか・・・。

それにしても海上自衛隊ってそんなに隊員募集が減っているのか。航空や陸上は問題無いだろうけど、個人的には海上自衛隊のほうが興味あるけどなぁ。
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2007年04月07日

無人戦闘攻撃機「X-45C」だよー

ボーイングが研究開発中の無人戦闘機「X-45C」
【テクノバーン 2007/4/5 15:45】写真は防衛高等研究計画局(DARPA)の支援の元でボーイング社が研究開発中の無人戦闘攻撃機「X-45C」。X-45Cは前身となる小型実験機「X-45A」での研究成果を踏まえた上で開発されたフルスケールの実験機となる。全長は11.88m、翼幅は14.93mあり、ほぼF/ A-18「ホーネット」戦闘攻撃機と同じ大きさがある。
実験機ながらも精密誘導SDB爆弾が8機の他に250ポンド爆弾やJDAM爆弾などを装備可能。ボーイングでは空中給油能力に関してもこの機体を使って実験。その上で、米海軍向けに空母からの離着陸が可能な本格的な無人戦闘攻撃機を生産する方向で動いている。

 あんまりかっこよくないなwww

 空母からの離着陸が可能な攻撃機かぁ、海上自衛隊も空母を保有した暁には是非とも購入を。って「おおすみ」でも空母か否かと言われているくらいだから、まだ空母の取り扱いは先ですかね?
posted by やくも at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年04月04日

英国防省、有人戦闘機の無人飛行実験に成功

英国防省、有人戦闘機の無人飛行実験に成功

うほ、おめでとう!
日本にもそんな技術力ノウハウが残っていれば・・・と言ってみたり。

とか言いながら一番難しいとされる離着陸はパイロットがやったらしい。なんだか微妙。。。
posted by やくも at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年04月02日

イージス艦秘密情報

イージス艦秘密情報、海自2曹は無権限の同僚から入手
 海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち出した事件で、情報は、2曹が同僚のパソコンからコピーしたものだったことが31日、わかった。
 情報には、イージス艦の性能を示すとみられる「数値」が含まれていたが、この2曹や同僚は、秘密情報に直接アクセスできない下士官で、アクセス権のある別の隊員がかかわっていた疑いもある。
 秘匿性の高い防衛情報が、複数の下士官に流出していたことで、海上自衛隊の管理体制の甘さが改めて浮き彫りになった。
 捜査当局では、この数値が日米相互防衛援助協定に基づく「特別防衛秘密」にあたる可能性が高いとみて、同協定等に伴う秘密保護法違反容疑で、2曹らから任意で事情を聞いている。

 防衛庁時代からそうだけど、こういった情報漏えいの類が後を絶ちません。小泉政権時代には背広組と制服組との争いで情報漏えいが多発したと言われてしまうくらいです。そして何よりも心配なのは諸外国、特に軍事同盟国であるアメリカに不信を抱かせることです。どこの国だって情報漏れしまくりんぐな国に軍事上の機密を共有するのに二の足を踏みたくなりますよ。

 しかも今回のは下仕官レベルでは手に入らないはずのイージス艦の性能などの情報だと言いますので、これが真実ならそれなりの権限を持つ人間が漏らした可能性があるんですね。妻が中国人だと言います。中国人だからどうこう言うのではなくて、自分の立場というのがどれだけのものかということを自覚できていなかったのではないかと思います。

 どうも防衛省のセキュリティには不安を覚えます。省昇格で少し緩んでるのではないかと言われても文句言えませんよ。
posted by やくも at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

2007年04月01日

フィリピン海で日米軍事演習、ラプターたん登場

日米軍事演習に参加するF-22Aラプター
【テクノバーン 2007/3/29 20:10】写真は今月16日、フィリピン海で行われた日米軍事演習に参加した沖縄の米空軍嘉手納基地所属のF-22Aラプター戦闘機、F-15Cイーグル戦闘機と米海軍の原子力空母ロナルド・レーガン所属のF/A-18Eスーパーホーネット戦闘機の編隊飛行を写したもの。
この軍事演習には日本側からは海上自衛隊の「ゆうぎり」や「はまぎり」などの護衛艦が、米国側からは空母ロナルド・レーガンを中核とした空母攻撃群などが参加し海上交通の安全の確保などに関して相互演習を行った。

 記事の先に写真が載っているのですが、うん、実に美しいですw

 ペルシャ湾のほうでは米空母ステニスとアイゼンハワーがイラン牽制の合同演習をがんばって実施しているようですが、フィリピン海でやっているのは、どこぞの特定アジアへの牽制というよりも日本への売り込みのように思えます。だってF-22ラプターもF/A-18Eスーパーホーネットも日本の次期戦闘機候補じゃんwユーロファイターに目が行かないようにしているのかなぁ。
posted by やくも at 01:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事

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